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2014年11月23日 (日)

20141123 鍼灸師は手先が器用でないといけない

2009年に21年勤めていた会社を辞めて、
技術者から転職して早いもので6年になろうと
しています。

サラリーマン時代に培っていた知識や技術は、
有難いことにいまでも現在の鍼灸師の仕事に
大変役立っています。

・パソコン作業全般は、お店のホームページ作成に
・社内プレゼンや展示会での説明資料作成は、
 ホームページに掲載する文書に
・展示会でのお客さんへの自社製品の説明は、
 患者さんへの鍼灸治療説明に

こういう知識や技術は、簡単に身に付くものでは
ありませんし、誰かに教えられてできるように
なるものでもありません。
自分で手や頭を使って、何度も失敗しながら得て
いくものだと思います。

その中でも、鍼灸治療に役に立っているのが、
「顕微鏡を使った細かい作業」です。

技術者だった頃、私は新規事業部門の所属し、
担当していたのは、半導体部品の検査装置の開発や、
光通信装置の回路設計などでした。

例えば、試作した基板では、ときに部品の取り換えなども
必要で、1mm程度の部品の半田付けを、顕微鏡を使って
行なわなければいけません。

こういう作業は、手先が震えては到底できません。
ちょっと手を動かしただけで顕微鏡内では大きく動くため、
慎重な手(指先)の動きも必要となります。

さて、
鍼灸治療も同じで、患者さんの身体に鍼を刺す場合、
どの方向に鍼が進んでいるか、どれくらいの深さに
達しているか、そしてそれが目標としている患部に
当たっているかを、頭の中でイメージしながら、
指に伝わってくる感触だけで判断しないといけません。

そして、患部に当たっていなければ、鍼を抜くことなく
数mm単位で方向を変えながら、刺しなおしていく
細かい動き。

こういう指先の動きや、鍼先から伝わってくる
細かい感触は、シャベルを使って穴掘りをするような
身体全体を使った大きな作業ではなく、
顕微鏡を覗きこみながら極めて小さな部品を
半田付けしていた作業にも通じるのです。

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