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2013年3月 9日 (土)

20130309 鉄は熱いうちに打て

人は柔軟性のある若いうちに鍛えることが
大事だという教え。また、物事は時期を
逃さないうちに実行しないと成功しにくい
という教え。~故事ことわざ辞典より~

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私がサラリーマンをしていた会社では、
新入社員は入社して2年間ほど
OJT(On the job Trainig)といって、
仕事をしながらの教育される制度がありました。

このOJT期間中、職場内の先輩が「指導者」として
仕事を教えてくれて、様々なことを学んで
いきます。
OJTを通して新入社員は、それまでの甘ったれた
学生生活から脱皮し、社会人としての厳しさを
教えられ立派に成長していきます。

しかし、OJTの指導者がとっても甘い人だったり、
職場そのものが生ぬるい部門だったりすると、
新入社員の中には
「こんなのでいいなら、楽勝楽勝!」と
社会を舐めた考えの者が出てきます。

こういう生ぬるい環境でも、成長したいと考える
新入社員は、自分で勉強してより困難な中に
身を置くように努力し成長していくのですが、
いい加減な環境をいいことに、
適当に過ごしていく新入社員がいるのです。

そして、こういう生ぬるい状況で教育を受け、
かつ、甘ったれた考えを持った新入社員は、
その後同輩たちからは確実に置いていかれる
ことになり、この差はその後どんなに頑張っても、
なかなか縮めることができない大きな差と
なって表れ、5年後、10年後には、後悔しても
遅いという悲しい状況が待ち受けています。

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この3月で私も鍼灸専門学校を卒業して、
一年が経ちました。

この一年間、私は神戸まで月2回の鍼実技の
講習会に参加したり、カミさんと二人で経営
している鍼灸院をもっといいものにするために
一所懸命努力してきました。

お蔭さまで、来院される患者様方からも信頼される
鍼灸師になれつつありますし、当院の治療方法で
得意とする運動器系疾患の治療では、かなり自信を
持って臨むことができるようになりました。

一緒に卒業した同級生たちにも、
私と同じように開業して頑張っている人、
仲間といっしょにゼロから鍼灸院を立ち上げた人、
介護施設併設の鍼灸院の院長として頑張っている人、
治療院のでのアルバイトをしながら毎月勉強会に
参加して、自分の納得いく技術を身につけている人、
訪問鍼灸の担当になって、訪問先から毎日
感謝されている人、
教員養成学校に進学して、臨床経験を積みながら
一所懸命勉強している人、など。

みんなこの一年、それぞれに辛いことを乗り越え
ながら、頑張って鍼灸師としての腕を磨いています。

ところが、
この鍼灸業界もサラリーマン社会と同じで、
卒業して一年も経つのに、相変わらず学生のときと
同じ生ぬるい環境から抜け出ることなく、
好き勝手なことをしていて、何も進歩していない
なんとも情けない人がいます。

こういう人には共通するところがあって、
自分は独立しては何もできないのに、
他人のやることにはケチをつける。
そして、
いつも楽なほうに楽なほうにと進んでいこうとする、
物事に対するその甘ったれた考えです。

こういう人達の5年後、10年後は、
ここで敢えて言わなくても、誰でも推測できるでしょう。

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新しいことを始めるときは、スタートダッシュで肝心です。
それは決して楽なことではありません。
でも、自が成長したいなら、多少辛い状況に身を置いて、
そこで頑張ってみて、自分を磨きあげることが大事
なのではないでしょうか。
これは、どんなことをやるときも同じなのだと思います。

鉄は熱いうちに打たなければ、不純物を取り除くことが
できません。そしてそれは、使い物にならないただの
「くず」として扱われることになるのです。

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