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2011年2月28日 (月)

20110228 刺鍼練習は骨格模型を使うと効果的

学年末試験が2月の中旬から月末にかけてあり、
試験勉強で忙しかったため、久しぶりの更新と
なってしまいました。

さて、いよいよ4月から鍼灸学校も3年生になります。
そこで、卒業までに現場にでられるだけの技術を
身につけるには、どうしたらよいのかを考えるように
なってきました。

例えば、最も基本となる刺鍼の練習。
鍼灸学生にとって、鍼を刺す練習はやればやるほど
上手になるものだと思っています。

片手挿管にはじまって、刺鍼練習台(シリコン)への
刺鍼でまっすぐに刺入できるようにして・・・。
これは、刺鍼練習台を使って毎日練習することで、
手元を見なくても手指の感覚だけで上手にできるように
なってきます。

続いては、人に鍼を刺す練習です。
自分の足に刺鍼する練習では、足三里など危なくない
場所に刺すので問題ありませんが、
ペアを組んでの刺鍼練習では、相手に怪我をさせては
いけませんから、あまり無茶なことはできません。
もし、胸郭に誤って深く刺して気胸なんてことになったら
大変なことになります。

かといって、危険だからと胸郭部分をまったく
刺さずに卒業して、現場に出て見よう見まねで
胸郭への鍼治療をするなんて、危ないことはできません。
ですから、安全に胸郭にさせる練習も学生のあいだに
しておかなければなりません。

そこで、安全に胸郭への刺鍼練習をする方法として、
骨格模型を使った練習がとてもわかりやすく効果的です。

いつもは治療院の片隅に吊下がっている骨格模型を
治療ベッドに寝かせて、実際の治療と同じく
いろいろな場所(骨)に触れてみます。
実際に横たわった患者さんに触れるように、
いろんなところを触れてみると、どんなふうに
手指に感じるのかがわかってきます。

そして、棘突起からどれくらい離れて刺入すると
脊椎に当たらず肺に刺さってしまうか、とか
肩甲骨のどこを指標にすれば、肩甲骨に当てられて
安全に刺入できるか、なども確認できます。

ベッドに横たわった骨格模型が頭に映像として
入ってくるので、実際に人体の触察をする際にも
とても有効だと思います。

刺鍼練習をもっと効果的にするには、刺鍼練習台の
シリコン板を骨格模型に載せて刺鍼するのも効果的です。

骨格模型をお持ちでない方は、学校で実技授業の際に
試してみるとよいと思います。

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